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| フランスの農村 どなたの紀行文か覚えていませんが、フランスは「パリ」と「それ以外」に大別されると聞いたことがあります。今日は、パリから60キロくらい離れたちょっとした農村に行って来ました。フランスに来て初めてパリ脱出です。 元々滞在3日の予定でしたが、初日は移動・二日目は買い物+懐かしの場所訪問・三日目はどこか地方に行きたいと考えていました。地方の候補としては、ゴッホ終演の地かミレーら多くの芸術家が滞在したという地を考えていましたが、今回は旅の終わりの頃でもあり体力温存の意味で、近場のバルビゾンに行くことにいたしました。 リヨン駅から40分ほど南に離れた場所ですが、わずか60キロ離れるだけで全く異なる風景が現れました。そういえば日本も上野から60キロ離れると全然風景が変わります。やっぱり一緒ですね。 さてフランスの駅は分かり難いです。どこで切符を売っているかわからないし、何よりも改札が見あたりません。言葉のできない人が始めてきたらきっと迷子になると思います。当然私も迷子になりました。 何とか目的の列車に乗り無事出発しましたが、本当にのどかな風景です。古いお城みたいな屋敷あり、新しい住宅あり。いずれにしても上海やパリ市内で無いことは確かです。目的地バルビゾンに到着しましたが、これが本当に何も無い片田舎です。ミレーが描いたという農村風景そのものが広がっていました。町自体は1キロ程度のメインストリートがあるだけで、その道沿いに観光客目当てのレストランとアトリエがあるだけです。ちょっと町から離れると、でっかい家が少しばかりありましたが、どの家にも番犬がいました。 本当にのんびりした風景で、心がのんびりできた気がします。数時間の滞在でしたが、心が落ち着きました。
フランス料理 これまで2回パリに来てすでに9泊していますが、まともなフランス料理は一度も食べたことがありません。実はフランス料理はどんなものか全く知りません... ここで大阪庶民+上海庶民のひがみ根性が出てきます。とにかく大阪も上海もおいしければいい、という大阪&上海庶民の根性が染みついています。ですので、形式張ったというかややこしい食事はなかなかなじめ無い、と思いこんでいます。それはさておき、パリから60キロも離れたバルビゾンでもフランス料理店が立ち並んでいました。私は、田舎だから適当にフランス料理が食べられるだろうと考えましたが、大きな間違いでした。 すでに一週間近くひげを剃っておらず、汚い帽子をかぶって、汚いリュックを背負っているおじさんは、やはり高級フランス料理店にはあうわけがありません。完全に浮いていました。 フランス料理を食べるときにはみんなワインを注文しています。この前ローマでワインを飲みましたが、私はすぐに顔に出るので、飲みませんでした。しかしワインは必須のようです。のっけから野蛮人だったようです。 その後もサーモン・スープ・アイスクリーム等々いろんな料理が出てきますが、本当にどうやって食べるのかわかりません。結構恥ずかしかったですが、がんばって食べました。最後はおいしいエスプレッソコーヒーで閉めました。チェックをしたときも結局小銭がなく、チップが出せませんでした。最初から最後まで思いっきり居心地の悪い食事でした。 でも本当においしかったです。こんな汚い野蛮人でもちゃんと食事をさせていただいてありがとうございます。日本の高級フランス料理店では味わえない体験をさせてもらいました。
さらばパリ バルビゾンからパリに戻ってからすぐにバスチーユに行きました。そこからぶらぶらマレ地区を歩いて、小物を買うつもりでした。以前もこの地区でしゃれたネックレスを買いましたが、今回も何かしゃれたものが無いか楽しみでした。 地下鉄の出口を抜けると大雨でした。元々上海でも傘を持たない習慣でして、まして旅行先で傘など持っているわけありません。時間も4:00をすぎているのでのんびりしていられません。雨に打たれながら歩いていきました。 確かこの近くには、ビクトル・ユゴー記念館とかピカソ博物館があり、さらに小物屋がたくさんあるはずです。少し歩くとおしゃれな店がうじゃうじゃ出てきました。たぶん個人経営だと思いますが、それにしてもこったディスプレイをしています。本当に感心します。 ある店に入りました。結構しゃれたリングにネックレスにブレスレットがおいています。いろいろ見て比較した結果リングだけ買いました。店を出たら大雨になっていました。明日にはもうロンドンに移動するのに、なんと冷たい仕打ちか!と恨みましたが仕方ありません。近くのカフェテリアで雨宿りをしました。貴重な時間がどんどんと無くなっていきます。 雨が小降りになって歩き始めたところ、前回も入った百貨店がありました。そこにはブレスレットがたくさん並んでいて、20分くらいあれこれ見ていました。本当に欲しそうな顔をして見ていたんですが、店員は誰も寄ってきません。そんなに汚い格好をしているのかと反省しましたが、実は閉店間近の時間で、店員がとっとと帰宅していた様です。10分くらい早くいなくなったみたいでしたが、上海を思い出させる一場面でした。 以上の通り、結局肝心のブレスレットは買えませんでした。明日ロンドンでもう一度探してみます。 さて、今回もまた勉強になったことがあります。元々指輪をしたことがなかったのですが、指の第2間接を通れば指輪ははめられると思っていました。その場では第2間接を通ったので大丈夫だと思い買ったのですが、部屋に持ち帰るとはまりません。肉がじゃまして奥に押し込めません。どんだけがんばってもだめでした。残念ですが人へのプレゼントになりました。 続く |